初回設定と権限
初回起動時の案内に従い、録音と貼り付けに必要な準備を進めます。Onviloのウインドウが見えていないときは、メニューバーのOnviloアイコンから設定を開き直せます。OnviloはDockや⌘Tabには表示されません。ヘルプも同じメニューから開けます。
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Onviloを起動する
アプリケーションフォルダから起動すると、初回設定画面が開きます。
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マイクを許可する
macOSの確認画面で許可します。許可しない場合、音声を録音できません。
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アクセシビリティを許可する
初回設定画面からシステム設定を開き、「プライバシーとセキュリティ」の「アクセシビリティ」でOnviloを有効にします。
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音声認識モデルを準備する
選択中の音声入力言語のモデルをダウンロードします。モデルが入るまで音声入力は始められません。
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文章補正の状態を確認する
Apple Intelligenceの状態を確認し、最後のテスト欄で音声入力を試します。利用できない場合も文字起こしは使えます。
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無料枠を自動で開始する、またはライセンスを有効化する
初回起動時に、カード登録なしで全機能を使える累計20分の無料枠を自動で開始します。自動で有料プランへ移行しません。初回の開始に失敗した場合は、設定の「一般」から「20分無料で試す」を押して再試行できます。無料枠を使い切ると、録音パネルと設定の「一般」に購入ページを開く導線が表示されます。この導線は、表示言語に合わせた専用の購入ページを開きます。購入ページは製品紹介ページからはリンクしていないため、購入手続きはアプリのこの導線から始めてください。購入済みの場合や運営者から案内された場合は、ライセンスキーを入力して有効化します。トライアル・ライセンスの認証情報と無料枠の使用量はMacのキーチェーンに保存され、音声や文字起こし結果は認証APIへ送信されません。
権限を使う目的
- マイク
- 話している間の音声を取得します。
- アクセシビリティ
- 入力欄の状態を確認し、文字起こし結果や訳文を直接挿入します。
- 入力監視
- 直接挿入できないアプリへ、貼り付け用のCommand + Vを送る場合に使います。
入力監視は初回設定の完了条件ではありません。直接挿入できないアプリで必要になったとき、表示された案内からシステム設定を開いて許可してください。
購入できる国・地域
Onviloは、法令・税務の対応が完了した国・地域でのみ販売しています。対応言語が増えても、販売できる国・地域が同時に増えるわけではありません。
購入できる方
購入できるのは、自己の名義と責任で契約する自然人本人です。本人が勤務先、個人事業、事業または専門職で利用することは認めています。法人・組織・チーム名義、第三者の代理、ライセンス共有、再販売・再配布による購入は対象外です。
現在購入できる国・地域
下記の国・地域から購入できます。国・地域を含む請求先住所はStripe Checkoutで入力してください。販売可否の最終判定は支払後に行います。
- アメリカ合衆国
- インドネシア
- オーストラリア
- シンガポール
- タイ
- ニュージーランド
- フィリピン
- マレーシア
- 韓国
- 中華人民共和国香港特別行政区
- 日本
確認中の国・地域
下記の国・地域は、販売開始に向けて消費者保護、個人情報保護、税務の確認を進めています。Stripe Checkoutで支払いまで進められる場合がありますが、ライセンスは自動発行せず、確認メールをお送りします。開始時期は現時点で確約できません。
- ブルネイ
国全体が販売対象外の国・地域
下記の国・地域は、州・準州などの一部ではなく全域がv1.0の販売対象外です。支払い後にライセンスを自動発行せず、確認メールをお送りします。販売再開の時期は確約できません。
- カナダ(全域が販売対象外)
- 台湾(全域が販売対象外)
国内の一部地域が対象外の場合
国や地域によっては、一部の州・地域が販売対象外となる場合があります。Stripe Checkoutで入力した請求先の地域が対象外の場合、ライセンスは自動発行せず、確認メールをお送りします。
- アメリカ合衆国: American Samoa, California, Guam, New Jersey, Northern Mariana Islands, Puerto Rico, U.S. Virgin Islands, United States Minor Outlying Islands
Stripeの請求先国・地域を確認する場合
LPには国・地域のセレクトや決済方式の選択を置かず、すべての購入をStripe Managed Paymentsで開始します。Stripe Checkoutで入力した請求先住所を最終的な判定に使います。請求先が販売対象外・確認中の場合、支払い後にライセンスを自動発行せず、確認結果をメールでお知らせします。確認のうえ、発行または返金のいずれかで対応します。
購入できない場合
お住まいの国・地域で購入いただけない場合、サポートへご連絡いただければ状況をお伝えします。ただし、販売を開始する時期をお約束することはできません。 support@onvilo.app
音声入力
初回起動時に自動で始まる累計20分の無料枠または購入済みライセンスで利用できます。無料枠を使い切ると録音パネルと設定画面に購入ページへの導線が表示されます。初期設定のホットキーはOption + Spaceです。短いタップと約1秒以上の長押しで録音方法が変わります。メニューバーのOnviloアイコンのメニューから設定やヘルプも開けます。
短くタップしてハンズフリー録音
短くタップすると録音が始まり、キーから手を離しても続きます。キーを押し続けなくてよいため、長い文章を話すときに使います。話し終えたらホットキーをもう一度押すか、EnterまたはEscを押して確定します。
約1秒以上長押ししてプッシュトゥトーク
約1秒以上押し続けると、押している間だけ録音します。話し終えてキーを離すと停止します。押している間にEnterまたはEscを押しても確定できます。
録音を確定する
録音中にホットキーをもう一度押すか、EnterまたはEscを押すと、その時点までの音声を確定し、文字起こしと補正に進みます。録音を途中で取り消す操作はありません。文字起こしや補正が始まった後のEscは、Onviloでは何も行わず、前面のアプリへ渡されます。翻訳ウィンドウが開いている間の音声入力は、話した内容が翻訳ウィンドウの原文欄へ入り、録音中のいずれの確定操作でもウィンドウを閉じずに録音を確定します。
録音中の表示
録音パネルには、認識途中の文章、マイクの入力レベル、経過時間がリアルタイムで表示されます。認識途中の文章は確定まで書き換わることがあります。録音を確定すると、保存した音声全体を精度優先で再認識します。通常の音声入力はその結果を補正して貼り付け、翻訳ウィンドウでは原文欄へ渡します。再認識が失敗、タイムアウト、または空結果になった場合は、録音中に確定した結果を使います。@でファイルパスを挿入した録音は、パスと発話の区切りを保つため録音中の確定結果を使います。
貼り付け先
録音を始めた時点で前面にあったアプリを貼り付け先として記録します。処理が終わるとそのアプリへ戻り、入力欄への挿入を試します。前面のアプリは、プロファイルとアプリ別の用語リストの選択にも使われます。
録音中に@でファイルパスを挿入する(コーディング向け)
設定の「コーディング」でGitリポジトリを登録すると、録音中に@キーでファイル検索パネルが開きます。パネルの表示中は録音への音声入力が一時停止します(マイクの使用中表示は点灯したままです)。パネルは変更ファイル(staged / unstaged)から表示され、入力して絞り込み、↑↓で選択、Tabでプレビュー、Enterでパスを挿入して録音をすぐに再開します。Escを押すと挿入せずに録音へ戻ります。挿入されるパスの形式(初期値は@相対パス)は設定の「コーディング」で変更できます。ファイルのパスと内容が外部へ送信されることはありません。
1回の録音の上限
1回の録音は最長10分です。10分に達すると録音を自動で停止し、そこまでの音声を文字起こしします。上限で停止したときは録音パネルにその旨を表示するので、続きは録音を始め直してください。
Apple Speech音声認識モデル
OnviloはApple Speechのオンデバイスモデルを使います。音声入力言語ごとに、最初の利用前にモデルを用意します。録音中は素早い暫定認識を行い、停止後は音声全体を精度優先で再認識します。
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設定を開く
メニューバーのOnviloアイコンから「設定」を開き、「エンジン」を選びます。
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対象言語を確認する
「一般」の「音声認識の言語」で、話す言語を選びます。表示言語とは別に設定できます。
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モデルをダウンロードする
「エンジン」の音声認識モデルが未インストールの場合、「ダウンロード」を押して完了を待ちます。
オフラインでモデルが見つからない場合
未インストールのモデルは、オフラインでは準備できません。インターネットへ接続して対象言語のモデルをダウンロードした後、もう一度録音してください。インストール済みのモデルによる文字起こしはオフラインで動作します。
Apple Intelligenceによる文章の補正
文字起こし後、Apple Foundation Modelsが明らかな認識誤りや表記をMac上で保守的に補正します。要約や積極的な言い換えは行いません。ただし、翻訳ウィンドウの原文欄へ音声入力するときは補正を通さず、文字起こしをそのまま入れます。訳文はそのあとウィンドウ側で作るためです。録音中に@で挿入したファイルパスは補正の対象に含めず、そのまま出力します。登録語の発音が近いカタカナや英字は、URLを除き、文脈に矛盾しない範囲で登録表記へ補正します。日本語の文字起こしでは、日本語に隣接する不要な空白と日本語の句点後の空白を整えますが、英語語句内部の空白や段落の改行は保持します。
利用できる場合
選択中の言語に対応したApple Intelligenceモデルが利用できると、文字起こし結果を補正してから出力します。補正では、登録した専門用語を表記の手掛かりとして使います。
利用できない場合
Macが非対応、Apple Intelligenceが無効、モデルを準備中、選択言語が未対応のいずれかでは、AIによる補正を省略します。文字起こし結果は失われず、基本的な表記調整と段落整形を経て貼り付けまたはコピーされます。
自動貼り付けとクリップボード
文字起こし結果は、可能な場合はクリップボードを経由せず入力欄へ直接挿入します。直接挿入できないアプリではクリップボードを一時的に使って貼り付け、コピーしていた元の内容を自動で復元します。ファイルメンションを使った録音でも、録音開始時の入力欄を貼り付け先として維持します。
自動貼り付けを使う
設定の「一般」で「自動貼り付け」を有効にすると、録音開始時のアプリへ戻り、入力欄へ直接挿入します。
コピーだけにする
「自動貼り付け」を無効にすると、入力欄へ操作を送らず、結果をクリップボードへコピーします。必要な場所でCommand + Vを押してください。
直接入力できないアプリで使う
ターミナルなど直接挿入できないアプリでは、OnviloがCommand + Vによる貼り付けへ切り替えます。クリップボードの元の内容は貼り付け後に自動で復元されます。この経路では入力監視の許可が必要になることがあります。
翻訳ウィンドウから挿入する
翻訳ウィンドウで確定した訳文は、「自動貼り付け」の設定に関わらず、直接挿入またはCommand + Vで元のアプリへ挿入します。貼り付けずに受け取りたいときは、ウィンドウの「コピー」を押します。
貼り付けに失敗した場合は、生成された文章をクリップボードに残します。エラーを閉じ、入力監視とアクセシビリティの許可を確認してから、手動でCommand + Vを押してください。
テキスト翻訳
累計20分の無料枠または購入済みライセンスで利用できます。テキストを選択してControl + Option + Tを押すと、その場で訳文へ置き換えます。選択せずに押すと翻訳ウィンドウが開き、入力しながら訳文を確かめてから貼り付けられます。どちらもApple TranslationがMac上で処理し、文章を端末の外へ送信しません。
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選択した範囲をその場で置き換える
訳したい範囲を選んでControl + Option + Tを押すと、翻訳ウィンドウを開かずに選択範囲だけが訳文へ変わります。ホットキーは設定の「一般」から変更できます。
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選択せずに翻訳ウィンドウを開く
テキストを選択せずにControl + Option + Tを押すと、画面中央のやや上に翻訳ウィンドウが開きます。メニューバーの「翻訳ウィンドウを開く」からも開けます。音声入力の処理が進行中のときだけは新しく開けず、「音声入力の処理中です。完了してから開いてください」と表示します。
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入力しながら訳文を確かめる
上段へ原文を入力すると、下段の訳文が入力に合わせて自動で更新されます。翻訳の方向は入力内容から自動で判定し、ヘッダーの入れ替えボタンでいつでも切り替えられます。
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訳文を確定して貼り付ける
確定するとウィンドウが閉じ、元のアプリへ訳文を自動で貼り付けます。訳文はクリップボードにも残ります。
翻訳ウィンドウの操作と翻訳後の動作
- 確定キー
- 初期設定は「Enterで挿入(Shift + Enterで改行)」です。改行を多く使う場合は、設定の「一般」で「Command + Enterで挿入(Enterで改行)」へ変更できます。
- コピーと閉じ方
- 「コピー」を押すと、貼り付けずに訳文をクリップボードへコピーします。閉じる操作はEsc、確定(挿入)、ウィンドウ左上のクローズボタンの3つです。他のアプリやウィンドウをクリックしても閉じず、別のスペースへ切り替えても付いてくるので、資料や参照元を見ながら翻訳できます。Escで閉じた場合、入力していた原文は次に翻訳ウィンドウを開いたときに復元されます。
- 音声入力で原文を入れる
- 翻訳ウィンドウを開いている間に音声入力(初期設定はOption + Space)を使うと、話した内容が前面のアプリではなく翻訳ウィンドウの原文欄へ入ります。何度か話すと置き換えではなく追記されるので、手入力と混ぜても構いません。この経路ではApple Intelligenceによる文章の補正を通さず、文字起こしをそのまま原文欄へ入れます。訳文はそのあとウィンドウ側で作るためです。録音中はウィンドウ上部に「録音中」と表示され、ホットキーをもう一度押すかEnterまたはEscを押すとウィンドウを閉じずに録音を確定します。録音が終わってからもう一度Escを押すと閉じます。この経路の録音では、@によるファイル検索は使えません。
- 入力欄
- 選択範囲がある場合はその範囲を優先し、その場で訳文へ置き換えます。選択がない状態でOnviloが編集可能と判定できた入力欄に文章があるときは、その全文を読み込んだ翻訳ウィンドウが開き、確定すると入力欄の全文が訳文へ置き換わります。
- クリップボード
- 成功時は訳文だけが入ります。原文と訳文を併記しません。
- 置き換えできない場合
- 録音パネルの位置にエラーを表示します。翻訳開始前にクリップボードへテキストが入っていた場合は、そのテキストを復元します。画像やファイルなど、テキスト以外の内容は復元しません。
翻訳モデルを準備する
設定の「一般」で翻訳元と翻訳先の言語を選びます。設定には、このMacで利用できる言語だけが表示されます。対象の言語ペアが未インストールの場合、macOSの確認画面からモデルを一度ダウンロードします。翻訳ウィンドウでは、モデルが未ダウンロードのときにウィンドウ内へダウンロードボタンが表示されるので、そこから準備できます。対象テキストが反対側の言語なら、翻訳方向を自動で入れ替えます。
対応候補の言語
- 日本語
- 英語
- 中国語(簡体字)
- 中国語(繁体字)
- 韓国語
- スペイン語
プロファイル、専門用語、訂正学習
文章の補正に使う手掛かりはMac内に保存され、音声や文章とともに運営者へ送信されることはありません。共通の用語リストとアプリ別リストは別々に管理され、録音開始時に一致するアプリのリストが優先されます。録音開始時に選ばれた用語リストは、再認識後の文章の補正にも引き継がれます。
組み込みプロファイル
General、Engineer、Businessの3種類があり、録音開始時の前面アプリに応じて自動で選ばれます。利用者がプロファイルを作成、編集、選択する画面はありません。
専門用語
設定の「専門用語」で正しい表記を登録します。「よくある誤り」を空欄にしても、発音が近い言葉を自動で正しい表記へ置き換え、認識と補正の手掛かりにも使います。入力すると、その誤りを必ず正しい表記へ置き換えます。発音による自動置き換えは日本語と英語の音声入力が対象で、カタカナまたは英字として聞き取られた言葉にだけ働きます。短い用語や、SQLのように綴りと発音が離れた言葉は自動置き換えの対象外です。
アプリ別の用語
「専門用語」の「対象」でアプリを追加すると、そのアプリ専用の用語リストを作れます。録音開始時の前面アプリに一致するリストと共通の用語を合わせて使い、用語が多い場合はアプリ専用の用語を優先します。アプリのリストを削除すると、そのアプリ専用の用語と置き換え規則だけが消え、共通の用語は残ります。
訂正学習
訂正学習を使うには、履歴の保存を有効にします。履歴の詳細で正しい最終テキストを保存すると、同じプロファイル、アプリ、音声入力言語での次回以降の補正例として使います。対象となる専門用語の訂正が3回以上見つかった場合は、用語への追加候補も表示します。候補は「リストに追加」を押すまで常時置換に使いません。
コーディング設定
ファイルメンションで使うリポジトリとパス形式は設定の「コーディング」で管理します。ここでの設定はプロファイルや専門用語のリストとは別です。
語彙設定の同期とサジェスト
専門用語の画面から、共通とアプリ別の語彙、明示承認済みの訂正規則だけをJSONファイルへ書き出し、別のMacで読み込めます。履歴や音声はファイルに含まれません。サジェストではPromptと選択したアプリを使い、「履歴を使用する」をオンにした場合だけ同じ対象と言語の明示訂正済み履歴も使います。候補は最大10件まで作成し、登録済みの用語ヒントは省きます。正しい表記が登録済みでも、未登録の置換規則は候補に残ります。候補を確認してから用語ヒントまたは置換規則として保存します。
履歴と入力先の文脈
履歴と入力先の文脈はどちらも初期状態で無効です。必要な機能だけを設定の「プライバシー」で有効にできます。
履歴を保存する
「履歴を保存する」を有効にすると、文字起こし結果と補正結果をこのMac内のSQLiteファイルへ保存します。音声ファイルは履歴へ保存しません。翻訳ウィンドウの原文欄へ音声入力した内容も同じように保存します。この経路では補正を通さないため、文字起こしと補正結果は同じ内容になります。録音中に@で挿入したファイルパスも、本文の一部として同じ履歴に保存されます。履歴からのサジェストは、明示的に訂正または承認した履歴だけを参考にします。
保持期間を選ぶ
保持期間は7日、30日、90日、無期限から選べます。期間を過ぎた履歴は、次回起動時に自動で削除されます。
履歴と訂正学習を削除する
設定の「プライバシー」で「履歴と訂正学習データを削除」を押します。この操作は保存済み履歴と学習データを削除しますが、「履歴を保存する」の設定と、利用者が登録した専門用語(共通・アプリ別とも)は変更しません。
入力先の文脈を補正に使う
「入力先の文脈を整形に利用」を有効にすると、カーソル直前の最大300文字を読み取り、今回の文字起こしを補正する手掛かりにします。読み取った文章はMac内だけで処理し、履歴へ保存せず、運営者のサーバーへ送信しません。
コピーと一部の貼り付けにはmacOSの一般クリップボードを使います。貼り付けでの一時的な書き込みには一時データの標準マーカーを付け、完了後に元の内容を復元します。macOSのクリップボード履歴、Universal Clipboard、クリップボード管理アプリの設定によっては、文章が別途保存または同期される場合があります。
よくある問題と復旧手順
エラーが表示された場所に近い設定から順に確認します。別のアプリへ切り替えた後は、メニューバーのOnviloアイコンからウインドウへ戻ります。OnviloはDockや⌘Tabには表示されません。停止後の再認識に失敗した場合は、録音中に確定した結果へ自動で戻ります。専門用語の置き換えが予想外なら、対象アプリのリストと「よくある誤り」を確認します。
サジェストが出ない
履歴を使用する場合は、履歴保存が有効で、同じ対象と言語の明示訂正済み履歴が必要です。チェックを外せばPromptと選択したアプリだけで作成できます。候補は最大10件で、登録済みの用語ヒントは表示されません。
- 設定の「プライバシー」で「履歴を保存する」を有効にします。
- 履歴の詳細で正しい最終テキストを保存するか、整形結果を明示的に承認します。
- Apple Intelligenceが利用できない場合は、AIサジェストは表示されません。
長く話したのに、途中までしか入力されない
1回の録音の上限(10分)に達すると、Onviloは録音を自動停止して、そこまでの音声を文字起こしします。
- 録音パネルに「録音の上限(10分)に達したため、ここまでを文字起こしします。」と表示されていたか確認します。
- 10分を超える内容は、話題の区切りで複数回に分けて録音します。
ホットキーを押しても反応しない
Onviloが起動していないか、別のアプリが同じホットキーを使っている可能性があります。
- アプリケーションフォルダからOnviloを起動します。すでに起動中の場合は、一度終了してから起動し直します。
- ホットキーを登録できないというアラートが表示されていないか確認します。
- 設定の「一般」で、Alfred、Raycast、Spotlight、ATOKなどと重ならないホットキーへ変更します。
音声を録音できない、または音声が検出されない
マイク権限、入力デバイス、話した時間を確認します。
- システム設定でOnviloのマイクを許可します。
- 設定の「一般」で使用する入力デバイスを選び直します。
- 長押し録音では、0.5秒以上はっきり話してからキーを離します。
- ハンズフリー録音では、話し終えてからホットキーをもう一度押すかEnterまたはEscを押して確定します。
ハンズフリー録音を確定したい
ホットキーをもう一度押すかEnterまたはEscを押します。その時点までの音声を確定し、文字起こしと補正に進みます。
- ホットキーをもう一度押すか、EnterまたはEscを押します。
- 録音パネルにも、確定に使うキーの案内が表示されます。
- 押している間だけ録音したい場合は、ホットキーを約1秒以上長押ししてから離します。
録音中に@を押してもファイル検索パネルが開かない
リポジトリが未登録か、@キーの捕捉に失敗している可能性があります。
- 設定の「コーディング」でGitリポジトリを1つ以上登録します。
- 翻訳ウィンドウへの音声入力中はファイル検索を使えません。
- Xcode Command Line Tools(git)がインストールされているか確認します。
音声認識モデルが未インストールと表示される
選択中の音声入力言語に対応するApple Speechモデルがありません。
- インターネットへ接続します。
- 設定の「エンジン」で対象言語のモデルをダウンロードします。
- インストール済みの表示に変わってから録音します。
登録した用語に置き換わらない
発音による自動置き換えには条件があります。確実に置き換えたい場合は「よくある誤り」を入力します。
- 発音による自動置き換えは、日本語と英語の音声入力で、カタカナまたは英字として聞き取られた言葉にだけ働きます。
- 短い用語や、SQLのように綴りと発音が離れた言葉は対象外です。「よくある誤り」に実際の誤りを書くと必ず置き換えます。
- アプリ別のリストに登録した用語は、そのアプリで録音を始めたときにだけ使われます。どのアプリでも使う用語は「共通(すべてのアプリ)」に登録します。
文章が入力欄へ貼り付かない
入力欄が直接挿入を受け付けず、Command + Vの送信も許可されていない場合があります。エラーが表示された場合は、生成した文章をクリップボードに残します。
- システム設定でアクセシビリティと入力監視を許可します。
- 対象の入力欄を選び、手動でCommand + Vを押します。
- そのアプリで繰り返し失敗する場合は「自動貼り付け」を無効にして、コピーだけを使います。
文章が補正されない
Apple Intelligenceが無効、準備中、端末または言語が非対応の場合は、AIによる補正を省略します。文字起こし結果は失われず、基本的な表記調整と段落整形を経て出力されます。
- 設定の「エンジン」でApple Intelligenceモデルの状態を確認します。
- 無効と表示された場合は、macOSのシステム設定でApple Intelligenceを有効にします。
無料トライアルを開始できない、またはライセンスを有効化できない
ネットワーク接続と製品バージョンを確認します。無料トライアルはMacとメジャーバージョンごとに1回です。
- 初回起動時の自動開始に失敗した場合は、インターネット接続を確認して設定の「一般」で「20分無料で試す」を押します。無料枠を使い切った後は再開できないため、録音パネルまたは設定の「一般」に表示された導線から専用の購入ページを開き、ライセンスを購入します。購入ページは製品紹介ページからはリンクしていないので、アプリを閉じている場合はもう一度開いて導線から進みます。
- 購入済みの場合や運営者からキーを受け取った場合は、設定の「一般」でライセンスキーを入力し、「ライセンスを有効化」をもう一度押します。
- 解決しない場合は、購入時のメールアドレスとエラー内容をsupport@onvilo.appへ連絡します。
テキスト翻訳に失敗する
翻訳対象、翻訳モデル、入力欄の編集可否を確認します。入力欄の全文の読み込みと置き換えは、Onviloが編集可能と判定できる入力欄だけで使えます。置き換えに失敗した場合は、翻訳前のクリップボードのテキストを復元します。
- 一部を訳す場合は空ではないテキストを選び、全文を訳す場合は内容のある編集可能な入力欄へカーソルを置きます。
- 設定の「一般」で言語ペアを選び、必要なモデルの準備を完了します。
- 入力欄を判定できないアプリでは対象範囲を明示的に選ぶか、翻訳ウィンドウへ直接文章を入力して「コピー」で受け取ります。
翻訳ウィンドウが開かない、または訳文が出ない
テキストを選択したまま押すと、ウィンドウを開かずにその場で置き換えます。音声入力の処理が進行中のときも新しく開けません。訳文が出ない場合は、翻訳モデルと言語の設定を確認します。
- 「音声入力の処理中です。完了してから開いてください」と表示された場合は、EnterまたはEscで録音を確定し、貼り付けまで終わってから押し直します。
- ウィンドウを開く場合は、選択を解除してからControl + Option + Tを押すか、メニューバーの「翻訳ウィンドウを開く」を選びます。
- ウィンドウ内にダウンロードボタンが表示されている場合は、押してモデルの準備を完了します。
- 言語を解決できないという表示が出る場合は、設定の「一般」で翻訳元と翻訳先の言語を選び直します。
翻訳ウィンドウでEnterを押すと確定してしまう
初期設定ではEnterが確定、Shift + Enterが改行です。改行を多く使う場合は確定キーを変更します。
- 設定の「一般」で「翻訳ウィンドウの確定キー」を「Command + Enterで挿入(Enterで改行)」へ変更します。
- 変更は次のキー入力から反映されます。アプリの再起動は不要です。
アンインストールとローカルデータの削除
アプリ本体を削除しただけでは、設定や履歴がMacに残る場合があります。削除する前にメニューバーのOnviloアイコンのメニューから終了し、必要な範囲に応じて次の手順を進めます。
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履歴と訂正学習を削除する
Onviloを削除する前に、設定の「プライバシー」で「履歴と訂正学習データを削除」を実行します。
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アプリを終了して削除する
Onviloを終了し、アプリケーションフォルダのOnviloをゴミ箱へ移動します。
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残りのローカルデータを削除する
設定とデータも消す場合は、Finderの「移動」から「フォルダへ移動」を選び、下記の場所を個別に開いて削除します。
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語彙同期ファイルを確認する
語彙設定を書き出していた場合、そのJSONファイルは選んだ保存先に残るため、必要に応じて手動で削除します。
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macOSの権限を取り消す
システム設定の「プライバシーとセキュリティ」で、マイク、アクセシビリティ、入力監視に残っているOnviloの許可を取り消します。
ローカルデータの場所
- 履歴データなど
~/Library/Application Support/Onvilo- アプリ設定
~/Library/Preferences/com.latech.Onvilo.plist
macOSのクリップボード履歴、Universal Clipboard、他のアプリが保存したコピーはOnviloから削除できません。それぞれの機能やアプリで別途削除してください。